不動産は自分の住まいとしてだけでなく、投資の対象としても活用されます。
不動産投資を考えているものの、その仕組みがよくわからず踏み出せないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産投資で利益が生じる仕組みを解説します。
インカムゲインとキャピタルゲインとは何か、それらのメリットとリスクもあわせてご説明するので、参考にしてください。
不動産投資で利益が生じる仕組み「インカムゲイン」とは
不動産投資自体の仕組みは、利益が得られそうな不動産を見つけて購入するというもので、いたってシンプルです。
ただ、投資の対象となる不動産は多数存在するため、利益が出る不動産を見定められるかどうかが不動産投資の難しいところと言えるでしょう。
不動産投資における利益は、インカムゲインとキャピタルゲインに分類されます。
インカムゲインとは家賃収入であり、中長期的な不動産投資による収入を指します。
毎月家賃収入を得られれば、安定的に収入を得ることが可能です。
不動産投資で利益が生じる仕組み「キャピタルゲイン」とは
キャピタルゲインとは不動産の売却益であり、購入した不動産の価格が上昇したタイミングで売却することで得られる利益を指します。
そのため、キャピタルゲインを得るには、不動産の価格が割高か割安かを見極める必要があります。
地域の開発が進んで土地の価値が上がる見込みのあるケースや、何らかの事情で売主が早期売却を希望しており、価格設定が割安のケースなどで購入すれば、キャピタルゲインを得られる可能性が高いでしょう。
インカムゲインとキャピタルゲインのメリット・リスクとは
インカムゲインのメリットは、収入が安定しやすく投資の初心者でもチャレンジしやすい点です。
空室リスクの低い物件を購入できれば、手間や負担を省いて長期的に利益を獲得できます。
ただし、家賃収入がそのままインカムゲインとして得られるわけではない点も理解しておきましょう。
賃貸物件の経営は、物件の維持費や管理費といった諸費用がかかります。
実際には、家賃収入からそれらの費用を差し引いた金額がインカムゲインです。
物件にかかる諸費用が高額でほとんど利益が出ないというケースもあるため、注意しましょう。
キャピタルゲインについては、一度に大きな利益を得られる点がメリットです。
しかし、不動産の価格が下落して大きな損失を生むリスクもあります。
まとめ
以上、不動産投資で利益が出る仕組みについて解説しました。
不動産投資は、利益が出そうな不動産を購入して家賃収入や売却益を得るというシンプルな仕組みです。
ただし、インカムゲインにもキャピタルゲインにもリスクがともなうため、不動産を慎重に選ぶ必要があります。
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