住宅ローンの頭金なしは可能?メリットとデメリットとは?
夢のマイホームを購入する際、多くの方は2,000万円~4,000万円のお金を一括では支払えません。
金融機関や住宅機構から借り入れをおこない、20年~35年のローンを組みます。
そこで今回、借り入れ時に頭金を入れないでローンを組めるのか、そもそも頭金とはなにか、メリットとデメリットはなにかを解説いたします。
マイホーム購入を検討している方は記事を読んでみてください。
頭金なしとは?住宅ローンは組める?
マイホームの価格のうち、住宅ローンで借り入れる金額を除いた部分のお金のことを言います。
支払う目安は、購入価格の1割~2割程度がおすすめです。
理由は、これからのライフスタイルのなかでいつリストラや給料が減少するかわからず、予想もしないアクシデントや病気に備え、ある程度のお金を手元に残すと良いからです。
もちろん頭金なしでもマイホームは購入できます。
しかし、金利優遇が受けられなかったり、審査に影響が出る可能性も考えられるので注意しましょう。
頭金なしで住宅ローンを組むメリットとは?
メリットは、2つです。
●手元に貯蓄を残せるため、何かあった際に対応ができる
●住宅ローン減税の控除額をフルに使える
借り入れをおこなうと新築戸建てであれば13年間、中古物件の場合は10年間税金の控除が受けられます。
毎年のローン残債額に応じて、控除額が定められるため、頭金なしの場合は、借り入れ額も多いため、残債も金額が大きくなります。
また、これから返済をしていくなかで、貯蓄は難しくなるでしょう。
子どもの学費や病気になり働けなくなった場合、リストラに遭ったなど不測の事態に備えられるのもメリットと言えるでしょう。
頭金なしで住宅ローンを組むデメリットとは?
デメリットは3つです。
●金利優遇が受けられない
●住宅ローン審査がとおりにくい可能性がある
●売却時にリスクがある
はじめにお金を入れることで、財政が安定している証拠や借り入れ額を増額してもらえる可能性があります。
貸し手は、取り分が多いに越したことはありませんが、返済が来るかどうか不安な部分もあるのです。
そのため、頭金を入れた方には、低金利で提供するなど対処しています。
また、フルローンの場合は、住み替えや組み換えなどで物件を売却する際に多くの残債が残ってしまう可能性が考えられます。
立地条件や築浅など好条件でなければ売却価格と残債の相殺は難しくリスクがあります。
まとめ
頭金なしで住宅ローンを組むメリットは手元にお金を残せることです。
一方、デメリットは、金利や住宅ローン審査がとおりにくいことです。
そのため頭金を入れることがおすすめと言えます。
私たち株式会社さくら屋は、栃木県足利市を中心とした不動産購入を承っております。
ご希望の際は、ぜひお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓