和室を洋室にリフォームする前に要チェック!和室と洋室のメリットとは?
ライフスタイルの変化に伴い、使用する頻度の少ない和室を洋室にリフォームする方が増えています。
一方で、お住まいをリフォームする前には、和室だからこそ得られるメリットや、洋室のデメリットを理解しておくことが必要です。
本記事で、和室と洋室のそれぞれの特徴と、畳のお部屋を洋間にリフォームするときに掛かる費用の目安について確認してみましょう。
リフォーム前に確認1 : 和室と洋室それぞのメリットとは
和室のメリットは、さまざまな用途にスペースを使うことができる汎用性の高さです。
疲れたときに畳の上に横になれるだけでなく、布団を敷いて寝室としても使用できます。
また、机を置けばリビングとしても代用が利くうえに、子どもの勉強部屋としても利用が可能です。
乳幼児がいるご家庭にとって、畳のある部屋はおむつを交換しやすく、子どもの遊び場としても有効活用できるでしょう。
い草を主原料としている畳は、断熱性・保湿性・通気性に優れており、冬場は足元が冷えづらく、夏場はを涼しく過ごせるという利点もあります。
一方で、洋室のメリットは重い家具を床に直置きしてもたわみづらいため、ソファーやテーブルを置いておしゃれなリビングを演出できることです。
また、フローリングは掃除をおこないやすく、飲み物をこぼしたときにすぐに水分を拭き取れば、シミになりづらい点もメリットです。
リフォーム前に確認2 : 和室と洋室それぞのデメリットとは
和室のデメリットは、畳やふすま、障子、土壁といった建具が傷みやすく耐久性に劣るため、定期的なメンテナンスが必要なことです。
また、畳はちょっとした重みでたわみやすく、ジュースや水をこぼしたときに水分が内部に浸透しやすいというデメリットもあります。
一方での洋室のデメリットは、硬質な木材が原料ですから、冬場に底冷えしやすく足元が冷たいことです。
また、畳に比べると防音性能が劣っており、階下の住民に足音や生活音が響きやすい点もマイナス要素です。
しかし、クッションフロアを床材に選択することで、防音性と断熱性に長けた洋室にリフォームできます。
和室から洋室へリフォームするのに掛かる費用の目安は
どのくらいの広さの和室をどの程度の規模で洋室につくり変えるかによって、費用も施工期間も大きく変わります。
つまり、リフォーム店で見積もりを出してもらうためには、お部屋の正確な面積を伝えて、どの程度の工事を希望するのかを明確にしなくてはいけません。
参考までに、6畳から8畳の和室を畳から板の間に張り替えるときの費用は、平均20〜30万円です。
こちらの工事に追加して、壁や天井、引き戸のリフォームをおこない、さらに押し入れをウォークインクローゼットに変更する場合の費用は、約50〜80万円です。
まとめ
これから先も用途のない和室を洋室に変えることで、お部屋が使いやすくなり、日々のメンテナンスも楽になります。
和室全体を洋室につくり変える場合であっても、資材の選び方次第では予算よりも安く、リフォーム工事を終えられる場合もあります。
現在のお住まいの使い勝手を変えたいという方はもちろん、不動産の購入後にリフォームを考えている方も、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
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