
住宅ローンの事前審査と本審査。二つの違いと、見られるポイントを整理する
中古住宅を買うとき、多くの方が使う住宅ローン。申し込みには事前審査と本審査という二つの段階があります。それぞれの役割と見られるポイントを、順を追って整理します。
住宅ローンの審査は二段階ある
住宅ローンの審査は、大きく事前審査と本審査の二段階に分かれています。まず事前審査で借り入れの見込みを確認し、物件の売買契約を結んでから本審査へ進むのが一般的な流れです。
事前審査は「この条件でおおよそ借りられそうか」を早めに知るためのもの。本審査は正式に融資の可否を判断する、最終的な確認の場という位置づけです。
事前審査で見られること
事前審査は、比較的少ない書類で短期間に結果が出るのが特徴です。
事前審査では、申込者の返済能力を中心に確認されます。おおまかには、次のような項目が見られると言われています。
- 年齢(借り入れ時と完済時の年齢)
- 年収と、収入に対する返済の割合
- 勤務先や雇用形態、勤続年数
- 住宅ローン以外の借り入れの有無と金額
- 個人信用情報の記録
期間の目安はおおむね1〜3営業日ほど。本人確認資料や収入がわかる資料など、比較的軽い準備で進められることが多いです。見込みがわかると、物件選びにも落ち着いて臨めます。
本審査は、より詳しく確認される
事前審査を通過し、物件の売買契約を結んだあとに進むのが本審査です。本審査では、事前審査の内容をより詳しく正確に確認していきます。
大きな違いのひとつが、担保となる物件そのものの評価です。住宅ローンは購入する住宅を担保にするため、本審査では物件の内容もあわせて確認されます。団体信用生命保険への加入可否や健康状態も見られる点が、事前審査との差です。
必要書類も増え、売買契約書や重要事項説明書などが求められます。期間の目安は書類提出後おおむね1〜2週間ほどです。
事前審査に通っても、本審査で結果が変わることがあります。事前審査は簡易的な確認のため、本審査でより詳しく見た結果、条件が変わる場合がある点は知っておくと安心です。
スムーズに進めるために
審査を落ち着いて進めるには、事前の準備が助けになります。特に、ほかの借り入れの状況や、提出書類の内容にずれがないかは、早めに整理しておきたいところです。
- 申込内容と書類の記載に食い違いがないようにする
- ほかの借り入れの残高や返済状況を把握しておく
- 必要書類は早めにそろえ、提出の遅れを防ぐ
まとめ
住宅ローンの審査は、見込みを知る事前審査と、正式に判断する本審査の二段階。見られるポイントを知っておくと、中古住宅の購入という大きな決断も、一歩ずつ進めやすくなります。
事前審査は返済能力を中心に短期間で確認、本審査は物件評価や団信も含めて詳しく確認。順番と役割を押さえておくことが、落ち着いた住まい探しの土台になります。
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