マンション一棟投資のメリットとは！リスクや注意点への対策をしよう
不動産投資の方法のひとつに、マンションの一棟投資があります。
マンションの一棟投資とは、マンションを一棟単位で購入して、家賃収入や売却収入で利益を得る投資です。
わかりやすい投資方法ですが、初期費用や必要資産が高額なので投資を躊躇する方もいるでしょう。
マンションの一棟投資を考えている方のために、マンションの一棟投資のメリットとデメリットや注意点をご紹介します。
マンションの一棟投資のメリットとは？利回りはどれくらい？
マンションの一棟投資のメリットは、利回りが高く運営の自由度が高い点です。
利回りとは年間の家賃収入から諸経費を引いて、物件価格で割ったものです。
一般的に利回りは、2000年以降建築のマンションで6％前後だといわれます。
利回りが高ければ良いというわけではありませんが、利回りが高いかどうかは投資するひとつの目安になるでしょう。
マンションの一棟投資の場合、マンション1室のみの投資に比べて総収入の額も大きく変わります。
また、運営の自由度があるのも魅力です。
マンション1室のみの投資は、マンションのルールに従わなければいけませんが、一棟投資なら修繕や改装など、所有者の意思で行うことができます。
マンションを一棟投資するリスク！スムーズに投資できるわけではない
メリットもあるマンションの一棟投資はですが、さまざまなリスクもあります。
一棟投資は多くの家賃収入を得られる可能性がありますが、空室が出れば当然その分の収入はなくなります。
金利上昇のリスクがある点にも注意が必要です。
一棟投資するマンションをキャッシュで購入していれば問題ありませんが、ローンを利用して投資する場合、金利が上昇すれば返済額が増加します。
金利が上がったからといって簡単に家賃を上げることはできないので、金利が上がれば上がった分だけ利益は減少することになるでしょう。
維持管理費がかかるのもリスクになります。
マンションは一定期間ごとに大規模な修繕や設備の機能を向上させる必要があり、そのたびに膨大な経費が必要です。
その他、さまざまな費用が必要になるのも覚えておきましょう。
マンションの管理を管理会社に委託すれば委託費用がかかり、損害保険料や固定資産税も必要です。
注意点も多いマンションを一棟投資！収支計算は綿密にしよう
マンションの一棟投資をするときは、大きな金額が必要なので注意点があります。
将来何が起こるかわからないので、綿密な収支計算をしておきましょう。
投資をするときは利益を出すことを最優先するので、必要な経費を見落としたり、リスクを低く考えてしまったりすることも。
必要な経費はしっかり計上して、空室リスクや金利上昇のリスクにも対応できる収支計算をしていきましょう。
マンションは一定期間で大規模修繕が必要になることがわかっているため、大規模修繕に備えた修繕費を準備することも忘れてはいけません。
また、入居率もチェックしておきましょう。
新築のマンションではなく中古マンションに投資するときは、過去の実績をチェックしておく方法があります。
まとめ
マンションの一棟投資をするメリットと、デメリットや注意点をご紹介しました。
一棟投資はマンションへ投資するというより、マンション経営に近くなります。
成功すれば大きな利益になりますが、失敗すれば破産することも。
メリットとデメリットを理解して、綿密な収支計算をした上で投資を検討しましょう。
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